出版記念講演会を熊本大津で行いました「サッカー日本代表候補に選出される方法」
プロゴールキーパーコーチの澤村公康氏(ロアッソ熊本)と出版記念講演会を熊本大津で行いました
たくさんの方に参加していただき、ありがとうございます
対談動画を後日、発表させていただきます
日本代表合宿にも選出されたシュミット・ダニエル選手(ベガルタ仙台)と小楠氏との対談も巻末に掲載されております
Amazon・楽天ブックス・三省堂オンデマンド・honto.jpでも販売されております
目次
第1章:日本代表候補に選出される方法
第2章:ゴールキーパーに必要な成功する要素第
3章:月は観測しているときだけあり、観測していない時 にはない
第4章:熊本地震に遭い”当たり前”とは何かを考える
第5章:抽象、漠然、具体
第6章:自分は自分にしかなれない
第7章:シュミット・ダニエル選手との対談
まえがき
この本の中には2つの世界が常に表現されています。
目に見える世界と見えないインナーワールド。
ゴールキーパーは、ボールを触る機会が少ないポジションですが、ボールを触って
いない時にこそ真価が問われます。
いいキーパーは、試合そのものも大切にしますが、試合前の準備と調査に時間を
かけます。
キーパーは守りの要ですが、最も攻撃的なポジションでもあります。
キーパーは、運動能力はもちろんですが、会話をするポジションです。
シュートを止めるのは一瞬ですが、キーパーは常に全体を俯瞰して
将棋指しのように10人を動かすポジションです。
という風に、目に見える世界では、ゴールキーパーが活躍するのは試合の中で一瞬
ですが、見に見えないところでは試合全体を動かし
人間の能力全てを要求されるポジションです。
最終的には観衆10万人の中で自国の代表10人を言葉で動かし、相手国の代表11人
と相対し打ち勝っていく、人間の能力全てを出し切らなければ務まらないポジションです。
ゴールキーパーに要求される能力は人間の持つ能力全てです。
この本に書かれている体験と教えは、全ての人に当てはまる話でもあります。
コミュニケーション能力、言葉の選び方、リーダーシップ、判断と決断の違い、
良いチャレンジとは、思考、抽象と漠然、自分とは…。
ゴールキーパーというポジションを通して、澤村ワールドを堪能していただければと思います。
なお、巻末には日本代表候補に選出された、シュミットダニエル選手(Jリーグ ベガルタ仙台)と小楠氏の対談を掲載、本編とあわせてお楽しみいただける内容となっております。