コラム【起業と独立とを履き違えているあなたへ】
最近は新聞を読んでいてもダブルワークだとか、
企業で働きながら独立起業するとか、
そういうことを国の推進しているとか、
それを会社が認め始めたとか、
そういった記事をよく目にします
またそれを教えたり後押ししたりするコンサルや、
起業塾みたいなものもたくさん増えているように感じます
ただ、この方たちを見て感じるのは、
起業という定義そのものがずれていると思います
この方たちの多くは、今まで自分がやっていた作業を、
自分で始めることを起業だと思い込んでいるような気がします
塗装屋さんは、自分で始めることを起業と呼んだり、
ラーメン屋さんやウェブ制作を会社でしていた人が自分で始めることを起業と呼んでいるような気がします
これは独立であって起業ではありませんし、
この人たちは起業家でもありません
そしてさらに問題なのは、この人たちを後押ししているコンサルや起業家塾を開いている人たちそのものが、その違いに気がついていないことです
企業とは、今世の中にこういう問題があり解決されていない
だから自分が立ち上がり新たな価値提供して
チェンジしていこうと言う誇大妄想というか気概が必要です
これを起業と呼びます これがわからないので、
多くの人はもうすでに世の中にごまんとある業種を新たにはじめて
なぜ仕事が来ないんだ?と言う疑問を持ち、売り方、集客に走って行きます
そしてさらにこのコンサルや起業家塾といった人たちが、
売り方や集客方法を教えてお金儲けを始めます
起業とは価値を提供することであり、
イノベーションでもあります
売り方や営業やコミニュケーション、
マーケティングは価値提供では無いですし
イノベーションでもありませんし、経営でもありません
もっと言うとそれは、ビジネスですらありません
ビジネスの前に、それよりも上位概念にあるのは、あなたがどう生きたいかです
その実現のために、手段としてビジネスやお金が必要なだけです
手段と目的とが逆になっていませんか?
起業をしたいと言う方は、まずは独立と起業は別なんだ ということを深く認識して、自分がどう生きたいのかを、深く考えた方が良いと思います
くどいですが、真に問題なのは
この人たちを後押ししているコンサルや起業家塾を開いている人たちそのものが、
こんな簡単なことを理解していないことです
僕はそのことを「君でもできる詐欺」とも呼んでいます
そのことについてお話をさせていただきました
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どうしたらいいのかということは、この本に書きました
この本は、自分で言うのも何ですがここまでの「超」クリエイターの集大成です
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